待望のリリースとなった「VALORANT」。
今回は筆者がプレイしてみて感じた「Valorantの良いところとイマイチなところ」と、「Valorantが今後与えるであろう影響」を紹介する。
はじめに
2020年6月2日、「Valorant」が待望のリリースとなった。
2020年4月7日からもベータ版が配信され、一時期「Twitch」では100万を超える同時視聴者数を記録していた。(Twitch歴代最高記録)
またesportsとしても高い注目を集めていて、ベータ版配信の時点で日本や世界のesportsチームが「Valorant」用のプロチームを結成している。
それな「Valorant」が遂に日本でも公式にプレイできるようになったのだ。
今回は筆者がプレイしてみて感じた「Valorantの良し悪し」と、それを踏まえた「Valorantが今後与えるだろう影響」を紹介していく。
どんなゲーム?
世界最強のesportsタイトル「League of Legends」の開発元である「Riot Games」が提供する「FPSゲーム」だ。
そのイメージは「Counter-Strike: Global Offensive」×「Overwatch」と言える。
つまり、戦略的FPS×能力系FPSということだ。
公式のゲーム概要⇩
世界中のプレイヤーが集う戦いの舞台、『VALORANT』。ラウンド中は復活なし、スパイク(爆弾の様なモノ)の設置と解除をかけて戦う13ラウンド先取の5v5タクティカルシューター。銃と弾薬以上に重要なのが、エージェント(キャラクター)の選択だ。それぞれが持つ順応性、迅速さ、威力を備えたアビリティーを駆使し、ガンプレイを輝かせよう。
Valorant公式
公式のどんな感じのゲームか分かる動画⇩
良い点
プレイへのハードルが低い
必要スペックがかなり低めである。
なんとノートパソコンでも、プレイ可能なのだ。
最低スペック
- Intel Core 2 Duo E8400
- Intel HD 4000
推奨スペック
- Intel i3-4150
- Geforce GT730
あったいいなスペック(本当の意味での推奨)
- CPU: Core i5-4460
- GPU: GTX 1050 Ti
やり込み要素が多い
マップ、武器、キャラクター把握に始まり、効果的な射線の作り方や能力の使い方、壁抜きの仕方などなど
やり込み要素はかなりある。
操作が比較的簡単!!
PUBG、Fortnite、R6Sなどに比べると、主に使用するボタンの数は少ない。
その為、初心者でも慣れやすさはあるだろう。
しかし、エイムやリコイルには少し癖があるかも・・・
初心者ガイド⇩
能力やキャラクターがカッコイイ
中二心をくすぐる様なデザインをしている。
私的にはグッド。Apexよりは好き
能力もかなりシンプルではあるが、カッコイイ。
チート対策がしっかりしている
チートはタイトルを衰退させる主な要因の一つだ。
数々のタイトルが憂き目にあってきた。
ここがしっかりしてれば安心して推せる!!!
カスタムマッチが誰でも利用できる
意外に重宝するだろう。
esportsプレイヤーやより高みを目指すものにとっては、より強い相手と確実に戦えるカスタムマッチがあることは便利だ。
大会も開き易そうだ。
イマイチな点
5人のメンツを集めるのが難しい
ゲーマーじゃない限り、5人のプレイヤーを集めるのは骨が折れる。
幾らスペックが軽いとはいえ、PCゲームをやっている日本人の友達を探すのは難しい。
ボッチに優しくない。何故だ。
配信開始1日で既に野良の民度がゴミ
まさかとは思ったが終わっていた。
負けそうになると離脱する奴、暴言を吐くやつ・・・
ネットゲームは基本的にそんなものだが・・・早すぎるよ(笑)
こういった所を早く治していかなくては、何時まで経っても「日陰者の遊び」と後ろ指さされてしまうのだ。
スパイク(爆弾)設置場所が固定されているので、メタが構築されやすい。
マップごとにスパイク(爆弾)の位置が固定されているので、戦略やポジションが限られてしまう可能性がある。
それではタクティカル要素が少し薄くなってしまうような・・・・
これは最終的に飽きやすさに繋がりかねない。
個人的には、R6Sの様に何か所か移動した方が面白くなりそうと感じた。
13ラウンド先取は正直長い。
4ラウンド先取のモードもあるが、スタンダートはどうやら13ラウンド先取らしい。
正直長い。半分でもいいくらいだ。
展望
意外と伸びない視聴者数(もちろん多い方だけど)
公式リリース後の初動、「Twitch」と「Youtube」の同時視聴者数は、意外にも伸びていない。
ベータ版の最後の頃、かなり視聴者数が減っている。真新しさを抜いた純粋な関心で「Valorant」を視聴する層はこの数字になりそうである。
少し先行きが不安な印象だ。
特にFPSは基本的に流行らない日本では、思ったよりは流行らない気がする。
それは想定よりも「ガチガチにFPS」だったからだ。
能力の使用もあるが、正直おまけに近い。
積極的なesports展開
大会はもう開催されるらしい。勢いがヤバすぎる。
esports業界はかなりの勢いで「Valorant」に突撃してしまっているので、肩透かしを食らわないかが非常に心配ではある・・・・
とは言え、私たちが「Valorant」どう盛り上げるか次第でいくらでも風向きは変わるだろう。
事実、ゲームとしてはかなり面白いのだから。
PCゲームの伝道師になってくれ
散々言ってきたが、かなり面白いと本当に思っている。
おかげで少し寝不足である(笑)
私が切に願うことは、これを機にPCゲームに人々が触れることを望む。
それが日本のesportsの発展に繋がると考えているから。
筆者から一言
でも、PUBGの方が面白い。