2020年最も視聴されたゲームはなんだ!!Twitch最高同時視聴者数ランキング

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Twitch配信において、2020年で最も人を集めたゲームタイトルを、最高同時視聴者数の観点でランキングを作った。更にその結果から今年のTwitchの傾向とゲーム配信の特徴をまとめた。

【YouTube】Twitchで配信されたゲームの最高同時視聴者数ランキング in 2020

Twitchで配信されたゲームの最高同時視聴者数ランキング in 2020

情報源

Twitch Channels, Games and Global Statistics · TwitchTracker

最高同時視聴者数ランキング(ゲーム)

10位 CALL OF DUTY: BLACK OPS COLD WAR

最高同時視聴者数は705,050人

CALL OF DUTY : BLACK OPS COLD WARのマルチプレイヤーイベントに関する詳細発表がされた9月9日の公式チャンネルで行われた配信が該当する。リリース日の11月13日も50万人を超える視聴者数がいたが、以降は右肩下がりの状態となっている。

9位 FALL GUYS: ULTIMATE KNOCKOUT

最高同時視聴者数708,865人

Twitchが行う競技イベントであるTwitchRivalsで、FallGuysのイベントが初めて開かれた8月28日の配信が該当する。XQC、shroud、Tfueなど豪華メンバーで行われた。

Fall Guysは多くのゲームとは異なり、初動から約1カ月の間伸び続けた。インディータイトルのため、大衆に知れ渡るのに時間がかかったことも確かだが、運営が率先してコミュニティを盛り上げたことが最大の要因である。The Game Awards 2020では、コミュニティサポート賞を受賞している。

Fall Guysの人気の秘訣は⇩

8位 AMONG US

最高同時視聴者数774,280人

2年間のほぼ動きなく低迷していたが、7月中以降、大手ストリーマーにその面白さを発見されてからは数万倍の成長を見せた。これぞ劇的なシンデレラストーリーである。本格的に当たり始めた8月以降は多少平均値は落ちてはいるものの、他タイトルと比べても高水準を維持している。

該当する11月5日の配信も小さいパッチが当てられただけで、特に何かがあったわけではない。このような大きなアップデートなどがなくても、継続的にプレイされるのはゲームとして最も理想的な形といえる。

ダウンロードに関しても、有料のSteam版と無料のモバイル版の両方で世界的にトップの売り上げをキープしている。

7位 COUNTER-STRIKE: GLOBAL OFFENSIVE

最高同時視聴者数828,946人

最大値こそ例年に比べて劣るものの、平均値としては例年以上である。

最大値が減った理由としては、コロナウイルスの影響で大規模オフライン大会が開催できなかったことが関係している。特にCS:GOとLeague of Legendsは大会配信が同時接続の核となっているので、CS:GOが大規模大会を開けなかったことは致命的であった。

一方平均値が上がった理由としては、Twitch全体の視聴者数がコロナウイルス以降増加したことが関係している。しかし、同様に他のタイトルも上昇しているので、ランキングなどでは上位に食い込むことは少なかった。

3月1日に行われたCS:GOの最大規模の大会であるIEM Katowice 2020の決勝配信が該当する。

6位 CALL OF DUTY: WARZONE

最高同時視聴者数947,432人

最高同時視聴者数を達成したのは、8月26日に配信されたCALL OF DUTY: BLACK OPS COLD WARの新情報が含まれるライブイベントであった。この時のイベントだけではなく、通常時も平均的に最高同時視聴者数が20万人近くいることが多かった。1年通してみてもLeague of Legendsに肉迫する勢いを見せていた。BLACK OPS COLD WARが発売されて以降は少し落ち込んだが、最近また回復傾向にある

5位 WORLD OF WARCRAFT

最高同時視聴者数947,731人

2020年の前半までは5万人前後で安定していたが、2年ぶりの新拡張SHADOWLANDSがリリースされる少し前から、大手も頻繁に配信するようになり、リリース開始の11月23日に最高同時視聴者数を記録した。以降も20万人前後の人が集まることが多々あるなど、今年誰もが予想できなかったであろう伸びを見せている。

4位 CYBERPUNK 2077

最高同時視聴者数1,140,960人

2020年で最も期待された新作がCYBERPUNK 2077である。小出しに解禁される情報だけでも多くの人を集めていた。そんなCYBERPUNK 2077はリリース初日である12月9日に行われた配信で最高同時視聴者数を記録した。The Game AwardsのGame of The Yearを獲得したTHE LAST OF US PART IIでも初動で50万人であったことを考えると、如何に凄いかが分かるだろう。しかし、他のストーリーベースのタイトルと同様に初動以降は大きく落ち込んでいる。

3位 VALORANT

最高同時視聴者数1,726,074人

League of LegendsのRiot GamesがFPSタイトルを作るという話題は、ゲーム業界全体が注目する大ニュースであった。そのβ版リリース初日であった4月7日で最高同時視聴者数を記録した。VALORANTは大手配信者がプレイしている配信を見ることで、一般プレイヤーはβ版をプレイするためのβキーを獲得できる仕組みを導入したことが、人を集めた要因とされている。以後大手が発売するPVPのタイトルはこの方法を使うことが多くなった。

正式リリース以降、平均的に最高同時視聴者数は10万人弱で安定している。競合となる他のシューティングタイトルから人口を大量吸収するかに思われたが、想定程は獲得できないように思える。公式戦が2021年の同時視聴者数増加の鍵を握っていると考えられる。

2位 LEAGUE OF LEGENDS

最高同時視聴者数2,044,782人

10月31日の「League of Legends World Championship 2020」決勝戦が最高同時視聴者数を記録した。今回の記録は歴代で最高である。上記のグラフでも大会時期の伸びが徐々に増えているのが分かる。最近では平均的な最高同時視聴者数も20万人をコンスタントに突破している。ただ最近は他タイトルも同時視聴者数を伸ばしているので、今後もずっとトップを走り続けるとは言えない。

1位 FORTNITE

最高同時視聴者数2,277,171人

2020年Twitchで最も同時視聴者数を集めたゲームはFortniteであった。Chater2 : Season2のライブイベントThe deviceが開催された6月25日に最高同時視聴者数を達成した。この時期はアーティストのイベントがFortnite内で開かれたり、Black Lives Matterを配慮した延期など、非常に多くの人の注目を集めていたことが数字に繋がったと考えられる。

League of Legendsがeスポーツで人を集めるのに対して、Fortniteはチャプター切り替えの際の公式ライブイベントで人を集めるという特徴の違いは、意外と重要かも!!

平均的最高同時視聴者数は、20万人近くを行き来している。Twitchでは最上位のゲームタイトルといえる。

番外編

裏1位 SPECIAL EVENTS

SPECIAL EVENTSというジャンルは、ゲーム以外の配信もされているので、今回はランキングには含めなかった。ただ今年、Twitchで1番多くの同時視聴者数を集めたのは、このSPECIAL EVENTSであった。

最高同時視聴者数3,053,471人 この記録はTwitch史上最高である。

6月11日のPS5とそれに対応しているソフトの情報が初めて明らかになった、PlayStation公式配信関連が多くの人を集めた。コロナショックにより外出が控えられるようになった影響で室内でも楽しめるゲームへの関心が大きくなったこと、7年ぶりの新作ハードであったことが大きく関係している。

また、今年はJust Chatting(雑談)ジャンルも例年より伸びているなど、Twitchがゲーム専用に留まらず、総合的なライブ配信プラットフォームになってきている。

2020年Twitchやゲーム配信の傾向や特徴

コロナの影響

Twitch全体の総再生時間と平均同時視聴者数のグラフからも分かるように、コロナショックを境にゲーム配信の需要は急速に高まった。特に毎日の視聴者数がどのタイトルも増加するようになってきた。一方でオフライン大会や大規模大会が開催できなかったものも多かったので、eスポーツをメインコンテンツとする一部のタイトル(CS:GOなど)は例年よりも最高同時視聴者数が下がっているものも存在している。

加速する消費

THE LAST OF US PART IIの最高同時視聴者数推移
CyberPunk 2077の最高同時視聴者数推移

上記のグラフは、2020年のヒットタイトルの代表格であるTHE LAST OF US PART IIとCyberPunk 2077の最高同時視聴者数の推移を現した図である。

見てわかるのは、リリース初日以降もの凄い速さで、視聴者が離れているということだ。有名無名問わず多くの配信者が発売初日からプレイしているということだ。視聴という点に限って考えれば、数年かけて作ったゲームが僅か数日で消費されていくのだ。これが購買に繋がればいいものの、ストーリーベースのものは見て満足してしまう可能性が高い。そう考えると非常に開発者泣かせの世情である。

sekiroの最高同時視聴者数推移

上記のグラフは2019年のGame of The YearであるSekiroの最高同時視聴者数推移である。初日の勢いから下降するまでに約1カ月強かかっている。対して今年のGame of The YearであるTHE LAST OF US PART IIとCyberPunk 2077は、それぞれ9日間12日間で視聴者数が大きく減っている。このことから1年間でも消費の速度が加速していることが分かる。

名前よりも質

The Game Awards2020やTwitchの同時視聴者数を見ていく中で、外せないのはHades、Fall Guys、Among us、Phasmophobiaなどのインディータイトルの存在だ。これらのインディータイトルは、例年よりも販売視聴の2つの面で非常に評価されている。小規模ゲーム会社でも面白いタイトルを作ることが出来れば、世間に知られる可能性が高くなり、評価されやすくなったといえる。その反面、大手ゲーム会社の名作シリーズでも面白くなければ、見向きもされなくなってきている。

多様化するTwitch

Twitchの今年の特徴としては、Just Chatting(雑談)、Music、ASMR、Art、Talk Show、Food & Drinkなどのゲーム以外のジャンルが伸び始めている。

Just Chatting(雑談)の最高同時視聴者数推移
Just Chatting(雑談)の平均同時視聴者数推移

特にJust Chatting(雑談)はコロナショック以降、最高と平均の2つの観点で大きく数字を伸ばしている。海外の大手ストリーマーも雑談配信の比率が徐々に高まってきている。現在では平均同時視聴者数でTwitch不動のトップカテゴリーになっている。

このようにTwitchはゲーム特化のライブ配信プラットフォームというよりは、総合的なライブ配信プラットフォームに変化していっている。

意外とTwitchで料理配信や音楽配信をすると伸びるかもね。特に言語の壁も関係ないから参入しやすいしね。

βキー戦略

VALORANT、Hyper Scape、CALL OF DUTY:BLACK OPS COLD WARなどは、2020年のリリースに対して、素晴らしいスタートダッシュをきめたタイトルだ。この勝因はβ版キードロップ戦略である。

β版キードロップ戦略とは?

まず大手配信者にβ版のプレイ配信をしてもらい、そのタイトルの配信を見ている人に、Twitchからランダムでβ版の体験キーが配布されるという仕組みである。

つまり、一般人はβ版をプレイしたければ、そのタイトルの配信を見なくてはならない。

タイトル運営としては、配信で多くの同時視聴者数を獲得することができ、その数字が更に多くの人の目を引き関心を拡大することが出来るのだ。

終わりに

来年も特に今回傾向と特徴で触れた、コロナウイルスの影響、インディータイトルの躍進、多様化するTwitch、消費速度、ゲーム会社の戦略などの点は、大きく影響すると考えられるので注目していきたい。

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