大学生にとっての「eスポーツ」とは身近なエンターテイメントであり、今後のキャリアを考える上でも、将来携わりたい人気業界の一つとなっているのではないでしょうか。
そこで今回は、具体的にどのようにすれば今後「eスポーツ」に携わることができるか考えていきたいと思います。
本記事はインターン生が作成しました
弊社では9月末から10月序盤にかけてインターンシップを行い、その一環としてeスポーツに関する記事をインターン生に書いていただきました。
esports DOGAやYouTubeを通してメディアに力を入れている弊社に来ていただくのですから、今回は執筆を通じてeスポーツに関心を持ってほしい、かつ自分の記事が世に出る経験をしてほしい、という思いから作成していただきました。
第5回は大学生がeスポーツ関連の仕事に就くために必要なことについて書いた記事を見ていきたいと思います。
そもそもeスポーツとは?
電子機器を用いた競技性のあるスポーツ
エレクトロニック・スポーツの略称であり、コンピューターを用いた対戦型のゲーム競技です。
競技性や公平性をもったコンピュータースポーツとして認知されています。
現代において「eスポーツ」とは、立派なビジネスである
eスポーツビジネスとしての新市場
eスポーツもほかの競技スポーツと同様、プロ選手やチームにはスポンサーがつく時代です。
様々な大会で賞金が出るようになり、年々ビジネス展開も大きくなってきています。
最近ではプロチームともコラボした商品開発や、カジュアル大会なども続々と開催されています。
大きな金銭が動く以上それはビジネスであり、今後もeスポーツに関わる職業の多様性が期待できます。
ビジネスという一面をとっても、eスポーツ業界を目指すことには十分に価値があるのではないでしょうか。
プロ選手だけが、「eスポーツ」における職業ではない
プロ選手として活躍することも立派なキャリアですが、それだけがeスポーツの仕事ではありません。
公式大会があり、選手が使う電子機器があり、彼らをサポートする人々がいるように、
実際に現場に立たなくとも、「縁の下の力持ち」としてeスポーツに携わることができるチャンスはいくらでもあります。
具体的にどのような関わり方があるのか?
ここでは挙げ切れないほど様々な職業がありますが、その一部を6つのカテゴリに分けてご紹介します。
プロの選手を目指す(プロゲーマー)
実際に競技をするプレイヤーであり、eスポーツにおけるアスリートと言えます。
チームに所属しながら活躍する選手や、賞金を得て活躍するゲーマーとしての職業です。
ゲームを実況・解説する(実況者・解説者)
eスポーツの大会において、解説やアナウンスなどを担当し、観客を盛り上げる存在です。
ゲーム展開を正確に伝達し、時にはインタビュアーとしても十分なコミュニケーション能力が求められます。
ゲームを宣伝する(ストリーマー、インフルエンサー、ライター)
ライブ配信メディアやSNSを通して、ストリーマーやインフルエンサーとして活躍することもできます。
またライターとして文字媒体を利用し、読者にeスポーツ記事を届ける方法もあります。
こうした職業は、比較的始めやすいのがメリットです。
チームを運営する(チームマネージャーなど)
チームを支える大黒柱であり、選手とチームをマネジメントするリーダー的存在です。
様々なスケジュール管理から、サポート、スポンサーとの交渉など多岐に渡ってチームをマネジメントします。
選手以外にキャスターやストリーマーのマネージャーや、チームや団体のマネージャー以外のスタッフがいます。
ビジネスを動かす役職もあれば、宣伝用にクリエイターとして動画やイラストレーターといった専門職など、幅広い分野があります。
ゲームそのものを生み出す(ゲームクリエイター)
ゲームクリエイターとは、ゲームソフトの開発に携わる職業全般のことを指します。
ゲームの設定やルール・デザインなどを指揮するプランナー、世界観を表現するグラフィックデザイナー、企画書通りにプログラムを組むプログラマーなど、様々な専門職があります。
大会を運営する(イベントスタッフ)
イベントスタッフとは、イベント運営に携わる職業全般のことを指します。
プロデューサーはイベントを統括する責任者として運営の指揮を執り、ディレクターは現場監督としてイベントを運営・進行します。
本番前には営業・企画・機材設置などに携わる運営スタッフが準備を進めます。
本番ではディレクターの他にカメラマン・音響・照明担当・ADや各機材のスタッフが働いています。
目に見えないところで働く人々が、配信で映っているプロゲーマーやキャスター、ストリーマーよりも多く存在します。
職に就く前にできること
eスポーツが盛んになった今の時代は、職に就く前からできる活動も多いです。
ストリーマーは誰でも今から活動できますし、コミュニティ大会を開催する、運営する、実況をしてみる、配信するなどの実践経験を得られる環境は、ツールさえあればいつでも始めることができます。
もちろんやりたい仕事に向けてビジネスや専門的な知識を付けることもできます。
仕事となるとコミュニティ内での実践経験の他にも必要な能力が求められますが、無駄にはならず役に立つはずです。
最後に
実現の難しいプロ選手を目指さなくとも、eスポーツに関わるチャンスは豊富にあります。
eスポーツ業界に挑戦するために、改めてどの役割から関わりたいのか、そして何が得意なのかを知り、そのための準備を進めてみるのはいかがでしょうか。
インターン担当からみた感想
eスポーツは競技なので、他のスポーツ同様にプロがスポットライトを浴びて常に注目されます。
ですが競技シーンは選手だけでは成り立たず、多くの仕事の人がいる中で成り立つことがわかる内容だったと思います。
やりたいことを模索するには何事も実践するのが一番だと思います。ぜひチャレンジしてみてください!