PCで「VALORANT」「Apex Legends」「ARK: Survival Evolved」などの人気ゲームをプレイするには、「スペックはどのくらい必要なのか?」「パーツはいくらで購入できるのか?」を調べてみた。
はじめに
今、「Apex Legends」や「VALORANT」とオンラインゲームがとにかくアツい!!!
こうしたオンラインゲームの中でも、「PC版」がとりわけアツい!!!
esportsが一番盛り上がっているのも、数万の人が視聴するのも「PC版」だ。
そんな「PC版」をやってみたいと思わないかい?
しかし、
- ゲーミングPCは高いしなぁ・・・
- ノートパソコンじゃあ出来ないしなぁ・・・
- どのくらいのスペックが必要か、わからない・・・
といった壁がある。
そこで今回は、ゲーミングPCで「最もお金がかかり」かつ「PCの核」である、「CPU」と「GPU」に焦点を当て、人気タイトルをプレイするのに推奨されているスペックを特集する!!!!
最終的には読者の方々に「自分のプレイしたいタイトル」と「金銭面」考えて、最適なゲームライフを送ってほしい。
CPUとGPU
この二つを端的に言うと、ゲームの仕組みの処理をするのが「CPU」であり、ゲームの見た目の処理をするのが「GPU」である。
つまり、共にゲームプレイの核なのだ。
故にどちらもPCでゲームをする為には重視しなくてはならないポイントなのだ。
esportsタイトル:推奨スペック
今回もお馴染み、上記の「esports Tier」を参考に人気タイトルを選出してみた!!!
League of Legends
- CPU:3.0+ GHz Dual Core
- メモリー:4 GB RAM
- GPU:NVIDIA GeForce 8800 / ATI Radeon HD 5670 と同等、あるいはそれ以上
Counter-Strike: Global Offensive
- CPU: Intel Pentium Dual-Core E5700 3GHz / AMD Phenom 8750 Triple-Core
- メモリー: 2 GB RAM
- GPU: NVIDIA GeForce GT 630 / AMD Radeon HD 6670
Tom Clancy’s Rainbow Six® Siege
- CPU: Intel Core i5-2500K @ 3.3 GHz or better or AMD FX-8120 @ 3.1 Ghz or better
- メモリー: 8 GB RAM
- GPU: NVIDIA GeForce GTX 670 (or GTX 760 / GTX 960) or AMD Radeon HD 7970 (or R9 280x [2GB VRAM] / R9 380 / Fury X)
Dota 2
- CPU: Intel Core 2 Duo E7400 2.80GHz / AMD Athlon 64 X2 Dual Core 5600+
- RAM: 4 GB
- GPU: NVIDIA GeForce 8600 GTS 512MB / AMD Radeon HD 2600 Pro
Fortnite
- CPU:Core i5 3.5 GHz
- メモリー:8GB RAM
- GPU:Nvidia GTX 660またはAMD Radeon HD 7870相当のDX11対応GPU
Call of Duty Modern Warfare WARZONE
- CPU:Intel i5-2500K/Ryzen 5 1600K
- メモリー:12GB
- GPU:GeForce GTX970/Radeon RX580
PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS
- CPU: Intel Core i5-6600K / AMD Ryzen 5 1600
- メモリー: 16 GB RAM
- GPU: NVIDIA GeForce GTX 1060 3GB / AMD Radeon RX 580 4GB
ROCKET LEAGUE
- CPU: 3.0+ GHz Quad core
- メモリー: 8 GB RAM
- GPU: NVIDIA GeForce GTX 1060, AMD Radeon RX 470, or better
Apex Legends
- CPU: Intel i5 3570Tおよび同等品
- メモリ: 8GB
- GPU: Nvidia GeForce GTX 970 / AMD Radeon R9 290
VALORANT
- CPU: Core i5-4460
- メモリー: 4 GB
- GPU: GTX 1050 Ti
推奨スペック比較
各ゲームタイトルの推奨スペックを比較すると同時に、ノートパソコンでは何処まで通用するのかも比較してみた。
今回比較するのは、みんな大好き「価格ドットコム」でランキング1位の「Inspiron 14 5000 プレミアム」のスペックと、推奨されるCPUとGPUを比較してみた。
推奨スペック(CPU編)
タイトル | 推奨CPU |
PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS | Core i5-6600K / Ryzen 5 1600 |
Inspiron 14 5000 プレミアム | Ryzen™ 5 3500U |
Fortnite | Core i5 3.5 GHz |
VALORANT | Core i5-4460 |
Apex Legends | Core i5 3570Tおよび同等品 |
Tom Clancy’s Rainbow Six® Siege | Core i5-2500K or better / AMD FX-8120 or better |
Call of Duty Modern Warfare WARZONE | Core i5-2500K/Ryzen 5 1600K |
ROCKET LEAGUE | 3.0+ GHz Quad core |
League of Legends | 3.0+ GHz Dual Core |
Dota 2 | Intel Core 2 Duo E7400 2.80GHz / AMD Athlon 64 X2 Dual Core 5600+ |
Counter-Strike: Global Offensive | Intel Pentium Dual-Core E5700 3GHz / AMD Phenom 8750 Triple-Core |
※上に位置する程、求められるスペックは高くなっている。
ノートパソコンではどこまで通用するのか?(CPU編)
CPUの観点で見ると、ノートパソコンでも「PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS」を除けば推奨スペックを超えている。
「意外とノートパソコンでもいけるじゃん!!」
と思うかもしれない。
しかし、「GPU」も考慮しないと早計だ。
推奨スペック(GPU編)
タイトル | 推奨GPU |
PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS | GTX 1060 3GB / Radeon RX 580 4GB |
ROCKET LEAGUE | GTX 1060, Radeon RX 470, or better |
Call of Duty Modern Warfare WARZONE | GTX 970 / Radeon RX580 |
Apex Legends | GTX 970 / Radeon R9 290 |
VALORANT | GTX 1050 Ti |
Tom Clancy’s Rainbow Six® Siege | GTX 670 (or GTX 760 / GTX 960) / Radeon HD 7970 (or R9 280x [2GB VRAM] / R9 380 / Fury X) |
Fortnite | GTX 660 / Radeon HD 7870相当のDX11対応GPU |
Inspiron 14 5000 プレミアム | Radeon™ Vega 8 グラフィックス |
League of Legends | NVIDIA GeForce 8800 / ATI Radeon HD 5670 と同等、あるいはそれ以上 |
Dota 2 | NVIDIA GeForce 8600 GTS 512MB / Radeon HD 2600 Pro |
Counter-Strike: Global Offensive | NVIDIA GeForce GT 630 / Radeon HD 6670 |
※上に位置する程、求められるスペックは高くなっている。
ノートパソコンではどこまで通用するのか?(GPU編)
「CPU」比較の時点では上位にいたが、「GPU」では下から数えた方が早い。
つまり、「GPU」の観点ではゲームにはあまり向かないのだ。
「CPU」と「GPU」の両方を考慮すると「League of Legends」、「Dota 2」、「Counter-Strike: Global Offensive」はノートパソコンでも快適なプレイが可能であると言える。
それよりも上位タイトルを快適にプレイしたいと思うのなら、ゲームプレイに対応したPCでないと厳しい。
両者比較して読み取れること
- 「League of Legends」や「Dota 2」などのMOBA系のゲームは比較的軽いスペックプレイできる。
- シューティング系のタイトルは、特に「GPU」である程度高いスペックを要求される。
- 世界人気最上位タイトルである「League of Legends」、「Dota 2」、「Counter-Strike: Global Offensive」はノートパソコンでも問題なくプレイできる。
参考サイト
人気タイトル:推奨スペック
もちろんゲームはオンライン対戦だけじゃない!!!
他のゲームだってプレイしたいはずだ!!!
そこで、往年の名作から最近のヒット作までいくつかピックアップしてみた!!!
更に「CPU」と「GPU」選びの参考にして欲しい。
Grand Theft Auto V
- CPU: Intel Core i5 3470 3.2GHZ (4 CPU) / AMD X8 FX-8350 4GHZ (8 CPU)
- メモリー: 8 GB RAM
- GPU: NVIDIA GTX 660 2GB / AMD HD7870 2GB
Minecraft
- CPU: Intel Core i5-4690 3.5GHz / AMD A10-7800 APU 3.5 GHz or equivalent
- メモリー: 8GB
- GPU: GeForce 700 Series or AMD Radeon Rx 200 Series (excluding integrated chipsets) with OpenGL 4.5
Monster Hunter World: Iceborne
- CPU: Intel®Core™ i7 3770 or Core™ i3 8350 or Core™ i3 9350F or AMD Ryzen™ 5 1500X or Ryzen™ 5 3400G
- メモリー: 8 GB RAM
- GPU: NVIDIA®GeForce®GTX 1060(VRAM 3GB) or GTX 1650 or AMD Radeon™ RX 480 or RX 570
Sekiro: Shadows Die Twice
- CPU: Intel Core i5-2500K | AMD Ryzen 5 1400
- メモリー: 8 GB RAM
- GPU: NVIDIA GeForce GTX 970 | AMD Radeon RX 570
ARK: Survival Evolved
- CPU: Intel Core i5-2400
- メモリー: 8 GB RAM
- GPU: AMD Radeon RX 470 4GB or NVIDIA GeForce GTX 1050 Ti 4GB
タイトル間に年月の差があるが、必要とされる「CPU」のスペックにはそこまで違いはない。だが、必要とされる「GPU」のスペックは年々上昇していることが分かる。
求められる「CPU」&「GPU」の価格は?
ここでは、今まで紹介したタイトルを全て推奨スペックでプレイでき、かつお手頃な価格の「CPU」と「GPU」を紹介する。
- CPU: i7-3770K
- GPU: GTX 1060 or GTX 1660super
CPUの価格は?
i7-3770Kはなんと約1万円で買えるのだ!!!!
中古だと侮ることなかれ、問題なく機能することも検証済みだ。
GPUの価格は?
GTX1060
GTX1060の場合では、約1万5千円ほどで購入できる。
しかし、GTX1060では推奨スペックギリギリ(※基本的に満足に動きます)であり、年々の「GPU」の推奨スペックの上昇を考えると、新作ではGTX1060を超えるものが現れかねないので少し上のスペックの物も紹介してみる。
GTX1660super
GTX1660superの場合では、約2万5千円~というのが実態だ。
やはりこのレベルだと少し高くなってしまう・・・
意外とお手頃?
推奨スペックを突破するだけならば、意外とお手頃な価格で「CPU」も「GPU」も購入できることが分かった。
※ゲーミングPCを作るには他にもパーツは必要なのでご注意を!!
終わりに
普通のノートPCで重いゲームはつらい
売れ筋の普通のノートPCでは、重いFPS・TPSを快適にプレイするのは厳しい。
ただ、LoLのように軽いゲームは問題なくプレイできる。
デスクトップPCなら安価なCPU・GPUで重いゲームを快適にプレイできる
重いゲームを快適にプレイしたいならCPUやGPUに換装する必要があるが、比較的安価に購入できる。
高価なゲーミングPCはいらない
数十万円もするようなゲーミングPCでなくても、人気ゲームを十分に楽しむことができる。
これを機にPCゲームプレイに挑戦していただけたなら幸いだ。