2020年はゲームの立場を問われる一年になりそうだ。
今回は、話題の「ゲーム時間規制問題」の解説とプレイヤーが作る「ゲーム文化」の二本立てだ!!!
ゲーム時間制限問題を解説!!!
2019年の10月~11月に話題になった「ゲーム依存」の問題は2020年1月に更なる展開を見せた。
遂に自治体が「制限」という手段を行使する兆しを見せた。
前回の様にこの問題の火は簡単に鎮火することは無く、延々と燃え続けている。
登場人物
今回の問題を整理する為、主要人物の立場からこの問題を振り返っていこう!!!
登場人物は以下の様になっている。
- 地方自治体
- esports識者
- マスコミ
- 聴衆
地方自治体(香川県、大阪府)
2020年1月10日、香川県は「ネット・ゲーム依存症対策条例」の素案を発表した。
主な内容
- 対象は18歳未満
- ネットとゲームの使用時間は平日一日60分、休日一日90分に制限する。
- 中学3年までは午後9時、それ以外は午後10時まで
- 罰則無し
- 制限は各家庭に一任
SNSで猛反発を食らった為、2020年1月20日に変更!!
修正内容
- 対象はゲームのみに変更
- 家庭への義務感が少し減る
結局最終的な責任は家庭が担い、罰則もない為、現状と何も変わらないので正直効果はないと思われる。 更に過度な規制は反動を生む可能性も考慮すべきだ。 結局いたずらにゲーム界隈を刺激するだけで、誰一人として得をしない現状だ。
また、なぜインターネットは制限の対象外となったのかも理解できない。確かに娯楽以外の使用する側面も多いかもしれないが、SNS、動画アプリ、ネット掲示板などの中毒者はゲームよりも多い様に感じるからだ。現に世界はゲームと言うよりも”インターネット”の中毒の方に焦点を当てている。
一方で大阪府は慎重な姿勢を見せる!!
ただ、香川県に続く可能性は大いにある。
esports識者
当然ながら、猛反発!!!!!
esportsが多くの人に知られた昨年に続き、今年は日本esportsにとって盤石な基盤を作るという重大なフェーズに突入した。
その中でゲームに対するイメージを下げる様な今回の問題はesportsの未来を崩壊させかねないのだ。
憤慨の背景にはこうした事が流れがある。
ただ、ゲーム時間の制限は必ずしも不要であるとは言えない。
何故なら、未成年の自制心では中毒に陥りやすいのもまた事実だからだ。
この部分は十把一絡げの条例では無く、各々の子供にあった自制心を育む絶妙なルールを各々の家庭で決めればいいと考える。
マスコミ
彼らこそが最大の癌であることは間違いない。
話題になれば、記事の情報の公平性なんて屁でもないと言う連中なのだ。
そもそもこの問題はインターネット・ゲームの制限であったのにも関わらず、いたずらにゲームばかりフォーカスしたせいで、ゲームの制限のみが是非を問われる形勢になってしまった。
現に香川県は同格に害であるとされていたインターネットを条例から省いてしまっても話題にはならない。
視聴率、PV、話題となることを狙う為だけの報道はやめてくれ。自分たちの影響力の大きさを自覚してくれ。
特に国民から金を回収している某報道局は今回の騒動の最前線に立っているが、本当にそんなんでいいのか。
聴衆
SNSでは、おしゃべりや自称論客が日夜議論を繰り広げている。
私の体感では反対派の方が多く、年齢層は反対派は若く、賛成派は年を重ねている印象だ。
プレイヤーが作る【ゲーム文化】!!!!
2020年になって間もないが、ゲーム界隈も大きな盛り上がりを見せる!!
個人最大規模もesports大会開催!!タイトルは クラッシュ・ロワイヤル !!
YouTuberのドズルによって、【クラロワ8000最強決定戦】が1月16日から開催されている。
この大会は個人大会でありながらも、賞金総額が200万を超えている!!!
別タイトルのゲーマーや著名人からも支援され、気づけば過去最大規模となっていた!!!
日本公式も猛プッシュ!!! もはや、準公式やん・・・・
まだまだ、続くようなので要チェックだ!!!
プレイヤーの純粋な「好き」と言う気持ちから個人大会が開催されることがesportsの発展には不可欠であると考えるので、今回の大会はそんな足掛かりになって欲しい。
YouTube Live 同時接続8万突破!!!ゲーム実況限界突破!!!
2020年1月19日、YouTuber加藤純一の【SEKIRO】のノーコンティニュー配信が同時視聴者数8万人を超えた。
日本語という配信には圧倒的なビハインドを背負っている中、素人がゲーム配信で同時接続を8万人超えるということはとてつもないことだ。
考えてみてほしい。たった一人のゲームプレイに8万人が釘付けになっているのだ。
異様だが、凄い面白い光景じゃないか?
プレイヤーは作品をただ楽しむだけで無く、プレイヤー側も更に面白い楽しみ方を他者に提供する、ゲームは新たなエンターテイメントの道を歩き始めているのかもしれない!!
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