今回は「eFootball 2022」を実際にプレイした感想や現時点でのレビューを紹介していきます。
はじめに

事前情報では、本作から今までのウイニングイレブンからeFootballにタイトル名が変更され、またモバイルを含めたクロスプラットフォームを採用するなど、強いeスポーツへの意識を感じていました。
満を持してeFootball 2022は2021年9月30日に配信開始されました。
そこで今回は eFootball 2022 を実際にプレイしていく中で見えてきたことを紹介していきます。参考にしていただければ幸いです。
リリースバージョンに関して

まずはリリースバージョンに関して触れなくてはいけません。
実は、現在リリースされているバージョンは0.9番台であり通常ならばβ版の段階です。
今秋の大型アップデートで本格的に始動するようです。
何かしらの理由があり、現バージョンでリリースに至っています。

他のサッカーゲームのリリース時期との兼ね合いなどがあったのかもしれませんね。
ですので、多少の不具合はβ版だからと考えた方がいいと思います。(そう思いたい・・・)
ボリュームに関して


まだ配信が始まって間もないので、仕方がない面もあるのですが、ゲーム内で出来ることが少ない印象です。
カジュアルマッチ(対AI戦)とイベント(対人戦)の2種類しか存在していません。
更にレートや戦績が残らないのでモチベーションの維持が難しい状況です。


また、フレンドリーマッチとトレーニングモードが存在していないのは致命的だと思います。
※トレーニングモードは一応存在していますが、チュートリアルの映像が流れるだけ
クロスプレイについて
現在はクロスジェネレーション(PS5とPS4の対戦など)のみの対応であり、今秋のアップデートでクロスプレイ(PS5とスマートフォンなど)が可能になる予定です。
ただ、クロスジェネレーションとはいうものの上位機種(PS5)を優先に作られているので、下位機種(PS4)でプレイした場合、ロードや動きの滑らかさでもどかしさを感じることが多いです。
グラフィックについて
特にグラフィックに関しての批判的な意見は多いです。




実際にプレイをしてみても前作よりも悪くなっていると思います。
例:透明化、曲がらない方向に関節が曲がる、体を貫通する、挙動がおかしいなど。




モバイルも含めたクロスプレー対応のため、スマホゲームで表示できるレベルのグラフィックに下げざるを得なかったと考えられます。
操作性


操作性もあまり良いとは言えません。
全体的にパスが遅くて通りません。またズレもかなりひどいです。
これに関しては技術的な問題なのか、パス回しでの時間稼ぎを減らすための策なのかは分かりません。
また、入力してから動作が実行されるまでラグがあります。
そのため操作感が全体的にもっさりしており、爽快感に欠けます。
終わりに


今まで「ウイニングイレブン」をプレイしていた人からすれば、今回の「eFootball 2022」はあまり良くは映らないでしょう。
ですが、基本プレイが無料であり、クロスプレイにも対応できる点では、新規層が触れやすいタイトルになるかもしれませんね。レビューの評価を見なけば・・・
それでも公式はアップデートを通じて現状の問題の改善を図ろうとしているので、今後に期待したいところです。




クロスプレイ対応の難しさを実感させるような一件でした。