10年前何をやっていたかと聞かれると大抵のことは忘れてしまったが、intelのCPUが一新されたことは今でもよく覚えている。
当時intelのCPUは「Core i5」 や「Core i7」が出たばかりで、期待に胸を弾ませて秋葉原によく通ったものだ。
今回は、当時の中古パーツを使って10年近く前のPCをアップグレードし、Fortniteを快適にプレイできるようにした。
アップグレード前のPCスペック
月日の流れるのは早いものだ。私がパソコンを自作してから8年以上も経過していた。
当時のPCスペックはどんなものだったのか改めて確認した。
CPU:intel Core i5 3570 LGA1155
マザーボード:ASUS P8H77-V
メモリ:DDR3 8G
グラフィックボード:NVIDIA GEFORCE GTX 1050Ti
グラフィックボードだけは途中で新しいものに付け替えたのだが、このPCスペックで「ガンダムオンライン」や「シムシティ―」をやったものだ。
Fortniteがまともにプレイできない
最近会社の友人に「Fortnite」に誘われることが多くなった。
「PUBG」がリリースされた時はこのPCでプレイできていたので、Fortniteも問題なくプレイできると思っていたが甘かった。
ソロでやる分には問題なかったが、デュオやスクワッドなど複数人でプレイすると、下のように建物の描画が極端に悪くなるのだ。
新しいPCを買う前に
そろそろ10年にもなるし新しいPCを購入しようか真剣に悩んだが、プレイしていてふと思いついたことがある。
それはPCのアップグレードができないかというものだ。
Fortniteをプレイ中、CPUの使用率は100%に貼り付いていた。搭載しているCore i5 は4コア4スレッドの3.4GHzで動作しており、クロック数は十分と考えていた。
しかし4コアである。コンシューマー機のSwitchやPS4は実は8コアで動作している。もしかすると単純なコア不足になっているかもしれないと筆者は考えた。
中古CPU選び・購入
ということでアップグレードのための中古CPU選びを開始した。
サイト
見るのはもちろんこの2つのサイトだ。
CPU候補
搭載している「intel Core i5 3570 LGA1155」というCPUは、Ivy Bridgeの第3世代CPUだ。
ということで素直に同じ第3世代のCore i7を選ぶことにした。
ソケットが同じ場合は上位互換性があるかもしれないが、今回は確実性を考え同じ世代のCPUを選んだ。
第3世代のCore i7には以下のようなものがあるが、ここは迷わずCore i7 3770Kを選択だ。
安い!
ドスパラに在庫があったので早速ポチった。
本体価格11,759円(税込) + 送料682円(税込) = 12,441円(税込)
実に安い買い物だ。当時は4万円程度したものが1万ちょっとで買えるなんていい時代だな。
取り付け・動作確認
取り付けはいたって簡単だ。PCのケースを開け、古いCPUを外し、新しいCPUを取り付ける。それだけだ。
ただここで忘れてならないのはグリスを購入しておくことだ。
グリスは1,000円程度でAmazonでポチった。
動作確認
BIOSでCPUが正常に動作していることを確認したら完了だ。
取り換えた結果
取り換えた結果はどうだったかというと
超快適に「Fortnite」がプレイできるようになった。
下のそれぞれの町の画像を見てもらえるとわかるが、家屋が綺麗に描画されている。また動作についても向上し、スクワッドもかなりスムーズに動作した。
最新CPUの爆速超絶快適描画とまではいかないが、通常プレイするには十分な動作となった。
プレザント・パーク
ミスティ・メドゥズ
最後に
「もう古くなったしそろそろパソコンも買い替えようかな・・・」と考える前に、PCをアップグレードするのも楽しいものだ。
それで快適にesportsタイトルがプレイ出来るようになったら一石二鳥!日々のPCライフも楽しくなるはずだ。
さらに入れ替えた古いCPUをヤフオクなどで売却してしまえば、2,000円~3,000円になってメモリの増強の足しにもなるはず。
中古が怖いという人は「じゃんぱら」や「ドスパラ」といった動作確認を実施してくれる店舗であれば、安心して購入できる。
今後も中古の魅力について語っていければと思う。