【考察】何故Apex Legendsは日本で流行ったのか。

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今回は日本で大流行中のApex Legends(エーペックスレジェンズ)が、何故急に人気となったのかその変遷を振り返りながら考察していきます。

【YouTube】【徹底考察】Apex Legendsは何故人気となったのか!? 今後は伸びるのか!?

【徹底考察】Apex Legendsは何故人気となったのか!? 今後は伸びるのか!?

はじめに

apex

今回は満を持してApex Legendsが何故ここまで流行ったのかというトピックを考察していきます。

今やゲーマー層に留まらず、軽くゲームに触れる程度のライト層にまで波及していった人気タイトルです。FPS系タイトルが特に流行りにくかった日本でここまでプレイ人口が増えたことで、日本のゲームの趣向にも大きく影響を与えたと思います。そんなApex Legendsが日本で流行り始めてから今に至るまでの約1年の経過を加味しながら進めていきたいと思います。

Apex Legendsの人気の変遷

公式Twitter

まずはApex Legendsのここまでの経緯を非常に簡単に紹介します。

Apex LegendsはElectronic Arts(EA)がパブリッシャーのバトルロワイヤルとして、2019年2月にリリースされました。世界観は開発会社であるRespawn Entertainmentの作品「タイタンフォール」と同じモノとなっています。

リリース当初はFortniteが大きく伸びていた時期でした。こうした対抗がいる中でのリリースになりましたが、当時TwitchのトップストリーマーであるNinjashroudなどが配信したことで、最高のスタートをきることが出来ました。未だにTwitchでのApex Legendsの最高同時視聴者数は、この最初期が一番高くなっています。この時期が世界的にも流行っていた時期です。しかし、あまりにもチーターが増えすぎたことで欧米を中心に多くのプレイヤーは去っていきました。

Twitch Tracker

それでも海外の一部の有名ストリーマーが配信していたことで、下火にはなりつつも廃れることはありませんでした。この状況は2020年3月まで続きます。そして転機となる4月に辿り着きます。詳しい理由は後程説明しますがこの時期に日本で何故か流行りだします。これ以降は日本のストリーマー界隈の盛り上げもあり、人気が増していきます。ただ、Twitchの同時接続数の伸びは緩やかでした。その理由の一つは日本のTwitchの人口が少ないことにあります。もう一つは第一次バズから第二次バズを支えていた海外のストリーマーの多くが3月から4月にかけてCall of Duty WarzoneとVALORANTに流れてしまったことにあります。ですので、2020年の4月は今までのApex Legendsの流れを変える大きな転機だったと言えます。

その後国内のApex Legendsの人気は今に至るまで、ほとんど衰えることなく成長しています。2020年は日本国内でも様々なゲームが流行っていましたが、その勢いに負けなったのは驚きました。特にCRカップなどプレイヤー側から盛り上げる働きがあったことが大きかったと思います。

YouTubeで配信していたRAGEの大会は平均的に2万人以上の同時接続数を記録していたので、eスポーツとしてもポテンシャルを感じます。

このような感じでざっくりとApex Legendsの人気の変遷を紹介しました。次は日本で人気となった要因を考察していきます。

日本で流行った理由4選

ここからは何故日本でApex Legendsはここまで人気となったのかを考察していきます。

ゲームジャンル

まずはゲームジャンルという観点から進めていきます。

Apex Legendsのジャンルは収縮されるエリアの中で最後の1チームになるまで生き残るというチーム戦のバトルロワイヤルになります。PUBGの登場以降、日本を含む全世界で大ヒット作が続いている近年で一番勢いのあるジャンルです。あまりシューティング系のタイトルが流行っていなかった日本でも、多くのプレイヤーの関心を集めたことから、バトルロワイヤルはかなり日本との相性が良いと思います。シューティングの経験が少なくても、立ち回りで勝利出来る可能性あるなどの自由度の高さが好まれる理由として挙げられます。因みにバトルロワイヤルというジャンルの原作は同名の日本の小説です。Apex Legendsが多くの人に受け入れられたのは、こうした日本でも馴染みやすい性質があったバトルロワイヤルであったからでしょう。

ただ実際、当たっていたPUBGは三人称視点のモードで遊ばれることが多く、Fortniteも三人称視点固定だったので、一人称視点固定のApex Legendsはあまり馴染まないだろうと当初は考えられていました。ですが、Apex Legendsは良い形で予想を裏切る人気となったので、逆に日本のゲーム文化に一人称視点を馴染ませるきっかけになったと考えています。このことが今後どのような形で日本のゲーム文化に反映されていくのかは楽しみです。少なくともシューティング系の敷居は低くなりそうですね。ここで説明できるのは馴染みやすさだけなので、何故リリースから約一年後に日本で大きくヒットしたのかという点はこの後説明していきます。

ストリーマーの影響

次にストリーマーの影響力という観点から進めていきます。

Apex Legendsが日本で流行った理由として巷で一番に挙げられるのがストリーマーの影響です。確かに人気を数倍、数十倍へと膨らましたのは彼らだとは思いますが、きっかけとなったのは彼らの影響力だけではないと思います。特に人気の口火を切った4月にApex Legendsを配信していたストリーマーは、この時期から配信を始めたわけではなく、リリース初期から配信している人がほとんどでした。もちろん継続力が実を結んだとも考えられますが、あまりにも同時視聴者数の上昇が急なので、他にも要因があったと考えたほうが自然だと思います。むしろ彼ら側がApex Legendsのプレイヤー数増加の恩恵を受けたとも考えられます。

コロナ禍とFortniteの影響

先程取り上げた「他の要因」の一つは、コロナウイルスによる巣ごもりの影響です。特に4月~5月にかけては余暇時間を快適に過ごすため、全世界的にライブ配信やゲームの売上は鰻登りでした。これによって、今までゲームで遊ばなかった多くの人が配信やゲームに触れる機会が増えました。ただ、この理由では何故Apex Legendsだけあそこまで伸びたのかということの説明にはなりません。

そこでもう一つの要因が関係してきます。それはFortniteから多くのプレイヤー人口が流入してきたことです。明確な数値が出ているデータは存在しないので、確証はありませんが結構濃厚だと思います。この時期のFortniteは大きな問題を抱えていました。具体的には、ゲームのバランス調整があまり上手くいかなかったこと、プレイヤーの実力差がはっきりしてしまっていたこと、コロナウイルスによる登校禁止などの影響でキッズ層が爆増したことなどがありました。特にプレイヤーの実力差がはっきりしてしまったことにより、勝てなくなってきたプレイヤーが離れるという話は各所でよく聞きました。そんな流出したプレイヤーが移住先として選んだのが「Apex Legends」だったのです。同系統のバトルロワイヤルだったのが馴染みやすさに繋がったのでしょう。そんな彼らがApex Legendsに根付いた要因を次で説明します。

初心者に優しい設計

人気となるには初心者が入りやすく、掴んで離さない設計になっているかが大切です。最後は人気となったきっかけをゲームシステムという観点から触れていきます。

まずは基本プレイ無料であることがプラスに働いたといえます。特に若い層のプレイヤーはモバイルゲーなど無料でプレイすることに慣れてしまっているので、PUBGのような有料タイトルよりは無料タイトルを選ぶ方が多いと思います。

そしてPC版よりもコンソール機器でプレイする人が多い日本では、PS4に対応していたことも入り易さに繋がったと思います。

掴んで離さない要素としては、操作するキャラクターの耐久力が他のバトロワタイトルよりも高いことにあると思います。そのため他タイトルよりは、すぐに倒されて萎えるという場面が少ないのもいいところですね。二つ目は強力なエイムアシストとリコイルコントロールが比較的楽なことです。それによって初心者でも弾が当たりやすく、敵を倒しやすい点は良いモチベーションに繋がりそうですね。最後はシグナルの種類が豊富なのもいいところですね。必要最低限のコミュニケーションをボイスチャットを使わずに行えるので、ゲームプレイ時に身構える必要がなく楽にプレイ出来るのもいい所ですね。

時系列順に表すとこのような感じになります。

これらの要素が複合的に働いたことでApex Legendsのバズは生まれたと考えています。

Apex Legendsの今後の展望

最後にApex Legendsの今後の展望について話していきたいと思います。

プレイヤー数、同時視聴者数、世間からの認知が共に上昇傾向にあるので、今年中は人気を維持できると思います。ただCRカップのように衝撃を与えられるほどのイベントが起きそうにないので、伸びは緩やかになっていくと思われます。当然ですがキャラクターの追加しか行わなかったり、バランスの調整を間違えると人気の寿命を縮めることになるでしょう。また、よく話題になるチート関連も問題も、いい加減に改善しないと第一次のブームの時同様に人が去っていくと思います。直接的な被害にあっている人だけではなく、チーターが野放しになっているという状況だけでも、プレイヤーはゲームに対して悪い印象を抱くからです。

(c) 2021 Riot Games, Inc. All Rights Reserved. 

一番気になるのはCrazy Raccoonの動きです。彼らの開催するCRカップは、日本の配信界隈でトップクラスのストリーマーを巻き込んで行われています。そんなCRカップですが、6月5日と6日の期間にはじめてVALORANTで開催されます。これはApex Legendsへの依存度減らす試みなのか、VALORANTに新たな希望を見出しているのかは分かりません。ただ、最近では再びVALORANTが波に乗っているは明らかです。先日の世界大会の配信のコメント欄にはVALORANTをやってみたいという声も多く、初心者も多く巻き込んでいる印象です。因みにこの大会の日本代表もCrazy Raccoonでした。ですので、CRカップ以降も多くのストリーマーが配信を行えば、もしかしたらVALORANTに人が流れる可能性もありますね。ただ、PCでしかプレイ出来ないという大きな壁が依然として立ちはだかってはいるので、Apex Legendsほどの入り易さはないでしょう。今後は注目していきたいです。

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