ゲームに関連するツイートを、「国」「タイトル」「イベント」「eスポーツチーム」でランキング化!そこから見える日本のゲーム文化とTwitterの関係性や、日本のeスポーツの現状とは!?
ゲーム関連の総ツイート数
2020年上半期時点で、ゲームやeスポーツに関連したツイートは10億件を突破している。上記の図からも分かるように「あつまれ どうぶつの森」が発売された直後と「PlayStation 5」の情報が公開された時に大きな盛り上がりを見せている。
ゲーム関連ツイートが最も多い国は?
- 日本
- アメリカ
- 韓国
- ブラジル
- タイ
- フランス
- イギリス
- インド
- スペイン
- フィリピン
ツイートされたゲームタイトルランキング
- どうぶつの森(@animalcrossing)
- Fate / Grand Order(@fgoproject)
- ファイナルファンタジー(@FinalFantasy)
- ディズニー:Twisted-Wonderland(@twst_jp)
- フォートナイト(@FortniteGame)
- アンサンブルスターズ(@ensemble_stars)
- 荒野行動(@GAME_KNIVES_OUT)
- Apex Legends(@PlayApex)
- Identity V(@IdentityVJP)
- PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS(@PUBG)
ほとんどが日本で人気があるタイトルだ。ランクインしたタイトルはオンラインで交流や対戦ができるものが多い。
eスポーツタイトルとしては、世界で流行っている「フォートナイト」「PUBG」「Apex Legends」と、日本で流行っている「荒野行動」など、「バトルロワイヤル系」のゲームに関心を寄せている層が多い。
ツイートされたeスポーツチームランキング
- FaZE Clan (@FaZEClan)
- MiBR (@MIBR)
- G2 Esports (@G2esports)
- paiN Gaming (@paiNGamingBR)
- FNATIC (@FNATIC)
- Flamengo Esports (@flaesports)
- T1 (@T1)
- Cloud9 (@Cloud9)
- 100 Thieves (@100Thieves)
- FURIA Esports (@furiagg)
日本で流行ったタイトルがゲーム関連ツイートの上位を占めているのにも関わらず、日本のeスポーツチームがノミネートされることは無かった。タイトルには関心が向いても、個々のチームには関心を寄せている層は少ないのかもしれない。
データからは海外のチームを応援している日本人が多い可能性がうかがえる。しかし個人的な体感になってしまうが、特にeスポーツに関心がある層でない限り、日本ではこの中の1チームも知らない人が多いように感じる。
ツイートされたゲームイベントランキング
- The Future of Gaming on PS5 Event
- ニコニコネット超会議2020
- Xboxゲームショーケース
- PAX East 2020
- Ubisoft Forward 2020
今年は軒並みゲーム関連イベントが中止かオンライン開催となっている。その中で世間の注目を集めているのは、新作ハードに関する情報、つまり「PlayStation 5」と「Xbox Series X」の情報だ。
データから見える日本の特徴
ユーザーは圧倒的に日本人が多い
「ゲーム関連ツイートをする人口が多いこと」、「ツイートされたゲームタイトルが日本で流行っているものが多いこと」など、日本ではゲーム文化とTwitter文化の結びつきが強いことが分かった。
日本はeスポーツに関心のある層が薄い
「ツイートされたゲームタイトルランキング」はほとんど日本のランキングと化した。世界的に人気なeスポーツタイトル(Fortnite、PUBG、ApexLegends)はもちろん、日本でのみ流行っている「荒野行動」「Identity V」がランクインするなど、日本でもeスポーツタイトルへの関心は高いことが分かる。
一方「ツイートされたeスポーツチームランキング」では、日本のeスポーツチームがランクインしていない。
プレイを通して競うゲーム性やゲームそのものには興味があっても、eスポーツとしての競技的な側面の関心はまだまだ薄いことが分かる。