今回は、私が実際に携わったeスポーツの運営について、体験談や感想をまとめてみました。
社内研修でeスポーツの運営に関わったことはありますが、今回は社外での本格的な運営を担当しました。普段の研修とは違い緊張感もひとしお。その分やりがいも大きかったです。
はじめに
私たちの会社では新人研修の一環として社内でのeスポーツ運営を行っていますが、今回はさらに一歩進んで社外イベントの運営にチャレンジしました。
では、具体的にどんなことをしたのかをお話ししていきます。
大会の決め事
eスポーツ運営の最初の壁、それは「大会の基本設定を決めること」です。
ゲームタイトルを選ぶところから始まり、トーナメント形式やスケジュールの設定、そして最も時間がかかったのが「ゲーム会社への許諾申請」。特に許諾申請は、提出から許諾を得るまで予想以上に時間がかかりました(なんと2か月!)。
このプロセスを経て、初めて「大会らしさ」が形になりました。
実況者の手配
盛り上げ役として欠かせない実況者の手配も私の担当でした。
実況者選びは、大会コンセプトとの相性が非常に重要です。今回は地域で楽しむエンジョイ大会でしたので、会場を楽しく盛り上げてくれるような方を候補にしました。
また、スケジュールが既に埋まっている可能性がありますので、複数の候補を考えておく必要があります。
実況者選びの経験は貴重で、eスポーツならではの文化やイベント運営の面白さを感じる場面でした。
機材準備と配線
eスポーツ運営で重要なのが機材の準備と配線です。
研修で配線の基礎を学んでいましたが、本番では想定外のトラブルが発生しました。入力と出力を逆に繋いでしまったり…。
また、想定より狭い会場では計画通りに進められないことも多く、機材の再配置・席を減らすなど柔軟な対応が求められました。
OBSを使った映像配信
ゲーム大会ではプレイ映像をスクリーンやモニターに映すのが定番です。今回は「OBS」というソフトを使いました。
本番では画面切り替えを担当。リハーサルを行っていても本番の緊張感は想像以上でした。
本番当日の様子
準備
先に記載しましたが、参加者が並ぶスペースが無いという問題が発生。先輩たちと協力してレイアウト変更を行い、何とか対戦会を開始できました。
本番
当日参加OKの対戦会
受付スタッフと初心者との対戦スタッフを兼任しました。大変でしたが参加者には楽しんでいただけたと思います。
事前エントリー制のチーム対抗戦
OBSを使って参加者と観客との映像切り替えを担当しました。リハーサルの成果もあり大きなトラブルなく進行できました。
参加者や観客の熱気で会場は大盛り上がり。実況者のスキルには改めて感服しました。
最後に
初めて社外でのeスポーツイベントを運営した感想として、緊張感はあったものの、とても楽しい経験となりました。準備段階から本番まで、多くの人と協力して作り上げる達成感は格別です。
これからも、eスポーツ運営の面白さや学びを活かしていきたいと思います。