【eスポーツ企画ノウハウ】オンライン×オフラインイベントの実施ポイントを大公開!【ハイブリッドイベント】前編

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はじめに

近年eスポーツでは、オンラインとオフラインを組み合わせた、言わば「ハイブリッドイベント」の開催が多くなっています。 私もよく拝見するストリーマーさんやVTuberさんなどが出演するゲーム大会も、ほとんどがこのハイブリッドに分類に該当するのではないでしょうか。

弊社はこれまで交流を目的とした様々なイベントを運営してきましたが、先日この「ハイブリッドイベント」を運営する機会が訪れました。

制作運営を一任していただき、弊社としても成長の機会になったイベントの経験を、備忘録も兼ねてご紹介いたします。

「どうやってイベントを成功させたのか?」

「どうやって準備をしたのか?」

この点について、今回は「成功した点(Keep)、課題点(Problem)、今後の改善点(Try)」の観点から、実施ノウハウをお教えします。

「第三者に配信しながらオンライン会場とオフライン会場を設けたゲーム企画をやりたい!YouTubeでよく見る某ゲーム大会みたいに!よし、まずは情報収集だ!」とお考えの方の参考になれば幸いです。

まずは「成功した点(Keep)」をお伝えします。それではどうぞ✨

「成功した点(Keep)」とは?

まずは成功したポイント、以下になります。

会場選定と事前調査

②休憩を考慮した幕間イベントやゲスト活用

③緊急時対応ルール(レギュレーション)整備

④役割分担とサポート体制の確保

1つずつ、解説していきます。

①会場の選定と事前調査

ハイブリッドなeスポーツイベントをやるならば、イベント内容も大切ですが、まずは会場を決める必要がありますね。

今回のオフライン開催は、「プレイする環境」と「プレイ中応援できる観客席」が必要でしたので、この要素を求める前提でお話します。

まず、ホール会場や、大宴会場みたいなところであれば基本的に問題はないと思います。

が、意外と落とし穴なのが【ゲーム環境が整っているか】の調査。

そこで可能な限り、会場の下見と事前調査はしておきましょう。

会場の環境を事前に把握できたことは、トラブル対策の備えも具体的になり、イベント成功のカギになりました。

特にゲームの環境というのは、以下の3点を事前に調査した方が良いです。

会場の設備確認(プレイヤーのステージ広さ、観客席、観客用のモニターやスクリーンのサイズや端子、運営卓の広さ)

音響・マイクの有無と出力方法(HDMIなのか、XLR端子なのか、ミニプラグなのか…)

インターネット環境(有線/Wi-Fiの速度や安定性)※ものすごーく重要!ゲームイベントはとにかく環境依存度が高いです!オンラインなら特に!

ちなみに肝心の「これがあればひとまずイベント進行できるだろう」という環境は以下です。

  1. 大型モニター(オフラインの参加者が観戦できる数)
  2. 音響設備(オフラインの参加者が観戦できる程度とオンライン側にも流せる環境)
  3. ネットワーク設備(有線LANだと600~800Mbps、無線だと100~200Mbps 無線同時アクセス可能台数は25~50アクセスぐらいあると基本は困らない)
  4. テーブル(プレイヤーも運営も)
  5. 椅子(プレイヤーも運営も)
  6. 電源(ゲームによるが、家庭用ゲーム機なら電源容量60Aあると望ましい)
  7. 運営が人数分作業できるスペース
  8. 電源ドラム(可能であれば。場合によっては電源タップでも可)
  9. 出演者の控室(ゲストを呼ぶ場合はある方が良い。スタッフの荷物など、見栄えに困る荷物をとりあえず隠すことができるので、あるとかなり嬉しい)

意外と項目ありますよね。できるだけ小規模でやろうと考えると逆に大変、なんてことも…。

今回は大きな貸会議室を利用したのですが、演説台があったので、いろいろ充電したり台本隠したりすることができて、便利でした。

レンタルルームの場合は音響設備がないといった可能性が高いかと思うので、なおさら下見することをオススメします。

②幕間イベントやゲストの起用

これまくあい」と読みます。

今回は幕間イベントとして、なんとプロのお笑いステージを設けたので、参加者へのアイスブレイクとして会場の緊張感を和らげることができました。

ちなみにこの時、運営側は次のゲームを行うための転換・準備をする時間にしています。

運営の都合で参加者側に待ち時間が発生してしまう場合は、このように時間を活用できる企画をたてるのもオススメです。

もちろんトイレ休憩として、運営側も含まれた全体休憩も取っていいと思います。

運営側のスケジュールを考えるとき、休憩時間を考慮しないで組まれてしまうことが時折あるのですが、私は栄養とらないとイベント終盤戦って時にガス欠になってしまう体質なので、いかに休むかもスケジュール組み立て時に考えています。

みなさん無理だけはしないようにしてくださいね。

③緊急時対応ルール(レギュレーション)を整備

オンライン・オフラインイベントで起きてほしくないトラブルNo.1…それはネットワーク問題

ゲームの回線落ちや、配信・機材トラブル、参加者への状況説明…などなど、ネットワーク問題を考慮しないと会場で大パニックになる可能性があります。

そこで、対応策を事前に用意しておきました。

ポイントとしては、「参加者側のネットワーク問題」の場合と、「運営側のネットワーク問題」の場合で、分けて考えると良いかもしれません。

もちろんなるべく全員が平等になるよう配慮して考える前提ですが、イベントはスケジュール厳守なのが大半かと思います…。見切りをつける部分は潔くつけてしまうことが、解決策としてはまず早いです。

「人は誰も悪くない!たまたま不調になってしまったインターネット環境が悪い!」という思いがレギュレーションで表現されると良いと思います。(問題なくイベントができると判断できた環境を作った上で、ですよ!)

結論、オン・オフを繋げられないぐらい最悪の事態が起きてしまった場合のルールまで考えておくと、ある程度のことに立ち向かうことはできると思います。

今回運営したイベントでは最悪の事態は発生しませんでしたが、用意することで「安心感が違う」という精神的観点でも大きなメリットがありました。

④役割分担とサポート体制の確保

今回イベントに企画段階から関わった人は、自分を含め2〜3人でした。

イベントの規模に応じてスタッフ数は当然変わりますが、タスク兼任してもあと数人ほしいと考えていたので、自分が困らない数のサポートメンバーを要請しました。

過去、自分が現場責任者と配信管理を兼任していたとき、トラブルやらあれやこれやの情報が飛び交いパンクしかけた経験があるので、いろんな意味で困らない数がポイントです。

当日要請でも参加できそうなタスクでよいので、スタッフ不足が少しでも感じるようなら可能な限りサポートメンバーの確保はしておきましょう。

今回のイベントでは以下のような運営体制で臨みました。

メンバー構成

プロジェクト役割やったこと
全体統括・プロジェクトマネージャー・現場監督備品準備や資料作成・機材検証・本番までの情報連携・やりとり対応・当日のイベント進行管理(現場判断)
→全体を把握している人
進行サポート現場ゲーム機材統括、トーナメント表更新
→臨機応変にサポートに入れる人
オンライン(Discord)参加者対応リーダーDiscordアプリを使用したオンライン参加者の当日誘導統括やゲームのホスト対応
オンライン(Discord)参加者対応Discordアプリを使用したオンライン参加者の当日誘導統括やゲームのホスト対応
AD、演者対応、オフライン(現地)参加者対応リーダー司会進行者にカンペ指示や案内をする
スイッチャー(映像切り替え)どのカメラを配信に映すか操作
OBS(配信ソフトの操作)配信ソフトを操作
音響(配信音声や会場音声の操作)ゲーム音・マイク・BGMなど操作する人
カメラマン会場や配信用カメラの操作
オフライン(現地)参加者対応オフライン会場の参加者誘導
オフライン(現地)参加者対応オフライン会場の参加者誘導
スライド作成ルール説明等、配信に映すおしゃれなスライドを作成

(色々書いておいてですが、これでも当日少しバタバタしてしまったので、もう少しスタッフを増やした方が良かったかもと感じています)

まとめ

オンライン&オフラインイベントの「成功した点(Keep)」をご紹介しました。

もっと細かく書けば他にもたくさんありますが、まずは「やるぞ!」ってなった後の要件定義な部分を中心にお伝えしています。

もしeスポーツイベントにご興味・お困りごとがあれば、ぜひお気軽にご相談ください!運営のお力添え可能です!

次回、舞台は生もの、起きてしまった「課題点(Problem)」をお教えいたします。それでは!

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