最近、esportsの個人大会が多く開催される兆しがある。
ここでの見落としがちな難点は「参加者の管理」である。
その一つ【年齢制限】を特集しよう。
基準となるのは【CERO】の規制
日本では多くの公式esports大会が、PCゲームであってもこの基準に沿って開催されている。
その為、プライベートの大会でも守ることが望ましい。
【Rainbow Six Siege】のように公式から指定がある場合は当然厳守!!!
全年齢対象
【ROCKET LEAGUE】
【大乱闘スマッシュブラザーズSP】
12歳以上
【ストリートファイター5】
13歳以上
【League of Legends】
15歳以上
【Fortnite】
【鉄拳7】
17歳以上
【PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS】
【Tom Clancy’s Rainbow Six Siege】
実効性に疑問がある【CERO】
守らなければならない【CERO】の規制も曖昧な部分が多い。そしてこの規制は青少年にとって効力を発揮しているのかも甚だ疑問である。
アメリカの【ESRB】は【CERO】よりも若干緩い。更にPC版の方では年齢制限を設ける規則は無く、販売会社が自発的に制限を設けるか、注意喚起を促す程度になっている。
この違いは大きくesportsの発展に影響を与えている。プレイヤーの大会経験という点に大きく差が出てくるからだ。
UBISOFTが【Rainbow Six Siege】の非営利トーナメントライセンスを公開
2019年12月18日、UBISOFTが【Rainbow Six Siege】の非営利トーナメントについての規約を公開、即日発効された。
もちろん年齢制限について明記されており、大会を開催する場合は年齢確認を参加者全員にしなくてはならない。更に未成年の参加者は保護者の同意書が必要な為、開催者側の負担は大きい。
UBISOFTの発表について、TwitterなどのSNS上では明文化されたことを喜ぶ声が多かったが、私は大会開催の敷居がより高くなってしまったのではないか?と危惧している。
個人での開催はかなり厳しいと思われ、法人が積極的に開催することが求められる。