満を持して、日本にも【クラウドゲーム】が到来!!
一体どんな仕組みなの? 現状は? どんなものがあるの?
そんなクラウドゲームに関して、今回は分かりやすくまとめてみた!
クラウドゲームとは?
どんな仕組み?
クラウドゲームサービスとは、クラウドベースでゲームサーバーをホスティングし、ゲーム画面を映像としてストリーミング配信するサービスである。
クラウドゲームサービスでは、プレーヤー側で入力された情報がサーバーに送信され、サーバー側で処理された後、レンダリングし終えた映像データとしてプレーヤー側に返される。プレイヤー側の端末には、データを保存する記憶媒体や高額メディア、高性能なグラフィック処理性能といった環境が不要になり、専用のゲーム機やハイエンドのPC以外にも様々な端末で快適にゲームがプレイできるようになる。
Weblio
クラウドゲームの歴史
- 2010年 【OnLive】のサービス開始
- 2011年 【Gaikai】のサービス開始
- 2012年 ソニーが 【Gaikai】 を買収
- 2014年 ソニーが【PlayStation Now】のサービス開始
- 2015年 ソニーが【OnLive】の特許取得 【OnLive】のサービス終了
NVIDIAが【Ge Force Now】(タブレット版)のサービス開始 - 2018年 Electronic Arts【Project Atlas】を発表
Googleが【Stadia】を発表
Microsoftが【xCloud】を発表 - 2019年 【Stadia】のサービス開始
【Ge Force Now】がソフトバンクによって日本に上陸予定
βテストが12月17日に開始
日本のソニーが技術力や先見性においては、一歩リードしていたことが分かる。だが、現状はどうだろうか?【PlayStation Now】の知名度は微妙である。近年のソニーはあらゆる分野でブランディングに失敗している様に思われる。技術が優秀な分、かなり惜しい・・
【Google Stadia】
2019年11月19日にリリースされた。
対象国
アメリカ、カナダ、イングランド、アイルランド、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、オランダ、ベルギー、デンマーク、スウェーデン、ノルウェー、フィンランドの14ヵ国である。日本ではプレイできない。
必要条件
- インターネットに接続できること
- Google Chromeをインストールしていること。
スペック
- 画質は4K HDR 60fps
- 5.1ch音声
価格
月に9.99ドル
※ 一部は無料で遊べる(期間は決まっている)が、多くは別途で購入する必要がある。(コントローラーも別途)
2020年以降には無料版も予定
スペック
- 1080p 60fps
- ステレオ
※ 購入済みゲームのみプレイ可能
対象タイトル
【Destiny 2】 【Assassin’s Creed Odyssey】 【Borderlands 3】 【Final Fantasy XV】 など
問題点
- 入力遅延が発生する
- 4Kは理想であり、基本的にはもっと低い
- アクセス集中すると格段に遅くなる
- インターネット環境によってスペックが変化する
【PlayStation Now】
2015年1月13日にリリース
必要環境
- PS4 or WindowsPC
- インターネット環境
スペック
- 画質 720p
- ステレオ
価格
- 12カ月 6980円
- 3カ月 2980円
- 1カ月 1180円
タイトル
定額サービスの対象タイトル
https://www.jp.playstation.com/search-results/software/search.x?psnow=1&sort=1
※ 提供されるゲームタイトルは随時変更
問題点
- 知名度が全くない
- スペックがインターネット環境に作用される
- スペックが化石
- 対象タイトルに新作はない
【 Project Atlas 】
2018年10月29日 に発表
【Elecronic Arts】とは?
【FIFA】や【APEX】などのタイトルを持つアメリカのゲーム会社
構想
- プレイヤー同士が交流できるソーシャル機能
- 4GおよびWiGig接続から将来的には5G接続
- Ultra HD
- ユーザーが気軽にMODの作成や配信をできる環境
問題点
- クラウドが耐えきれるのか?
- どんなハードやブラウザで展開するのか?
【xCloud】
必要環境
- Android phone or tablet ※Android version 6.0以上, Bluetooth version 4.0+
- Xbox Wireless Controller
- Xbox Game Streaming App
- インターネット環境 ※5GHz Wi-Fi or mobile data connection 10Mbps down
対象タイトル
【ACE CONBAT7】、【ARK】、【Dead by Daylightead by Daylight】 などの50タイトル以上を予定
コメント
【WindowsPC】や【Xbox】は対応しない。モバイル端末一本と強気な姿勢。ただし、Appleテメーはダメだ。
Apple、任天堂、ソニーのシェアが大きい日本では、リリースが遅そう・・・
【GeForce Now】
2015年10月1日にサービス開始 ※独自機器【Shield】のみ対応
現在、【Mac OS】や【Windows PC】にも対応したものはβ版テスト実施中
対応国
- 北米
- ヨーロッパ
必要環境
- Mac OS
- Windows PC
- Shieid
- インターネット環境
スペック
最大1080p 60fps ※インターネット環境によって変化する
価格
【Shield】版は月額8ドル ※最新版はβ版の為、値段設定はまだ先になりそう・・・
タイトル
【League of Legends】、【METAL GEAR SURVIVE 】、【Fortnite】など
クラウドゲームの今後!!
【Amazon】
彼らもクラウドゲーム市場を虎視眈々と狙っている。
【Tencent】
【Instant Play】というクラウドゲームを発表している。
【ソフトバンク】
斜陽国家日本において、唯一チャレンジ精神のある企業【ソフトバンク】はクラウドゲームにも参入。
入力遅延、画質など注目とハードルは高い。
対象タイトルは結構新しい( SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE など)。欧米版とは少し違う。
早く試したいものだ・・・・
2020年2月にもβ版テストは実施される。今回逃した方はこちらから↓ ↓ ↓ ↓ ↓
総評
クラウドゲームという構想自体は素晴らしい。だが、技術がまだ追い付いていない。『ゲーミングPCでプレイした方が良くね。』が正直の感想である。5Gなどの技術に期待だ!!!!