最近のワイヤレスマウスがワイヤード(有線)と比べて、どの程度使いやすいのかを知るべく、価格.comで金賞と銀賞を受賞したG604 LIGHTSPEEDとRAZER BASILISK ULTIMATEを紹介していく。
【YouTube】[検証]ワイヤレスマウスはワイヤード(有線)より使えるの? 価格.comで金賞と銀賞を受賞したマウスを使ってレビュー!!
はじめに
ワイヤレス技術は便利であることに間違いないが、ラグが発生するのではないか?など接続面やバッテリーの不安から手を出せないことが多い。
そんな中、価格.com PRODUCT AWARD 2020のゲーミングマウス部門で金賞と銀賞を受賞していたのは、なんとワイヤレスマウスだった。
そこで、今回はG604 LIGHTSPEED Gaming Mouse(金賞)とBasilisk Ultimate RZ01-03170100-R3A1(銀賞)をレビューしていく。この結果から最新のワイヤレスマウスがワイヤード(有線)と比べて、どのような使用感なのかを評価する。
G604 LIGHTSPEED(金賞) 紹介
金賞に選ばれたLogicoolのワイヤレスマウス(G604 LIGHTSPEED)から紹介していく。
⇩商品リンク
基本スペック
- 価格:税込9,900円(Amazon) ※2021年3月15日現在
- ボタン数:15個(サイドに6個)
- 接続方法:無線2.4GHz & Bluetooth
- バッテリー駆動時間(電池式):最長240時間(無線2.4GHz) 最長5.5か月間(Bluetooth)
- DPI:100~25600(スロット4つ)
- 管理ソフトウェア:G-HUB(キー割り当て、マクロ、DPI設定が可能なソフトウェア)
- ホイールのモード切替可能
- 重量:135 g(単三形乾電池装着時)
良い点
- サイドの6個ボタンの汎用性が高い
日常使いではショートカットキーを多く割り当てられるので便利!
操作ボタンが多いゲームでは遠いキーやよく使うキーを割り振れるのでプレイしやすくなる - Bluetooth接続が可能でバッテリーも長持ちする
- G-HUB(管理ソフトウェア)が使いやすい
- ゲームをする時は、重さが安定感に繋がって操作しやすい
個人的にはサイドボタンが多いこと、少し重量感があることが嬉しかった。
気になる点
- 無線2.4GHzで接続した場合、電池があまりもたない
- DPIの変更ボタンが左クリックの横に付いているため押しづらい
- 普段使いでは少し重く感じる
Basilisk Ultimate(銀賞) 紹介
次に銀賞に選ばれたRazerのワイヤレスマウス(BASILISK ULTIMATE)を紹介していく。
⇩商品リンク
基本スペック
- 価格:税込16,980円(Amazon) ※2021年3月15日現在
- ボタン数:11個(サイドに3個、その内1個は感度クラッチ)
※感度クラッチ・・・該当するボタンが押されている間、ボタンに割り振られているDPIに変化するというもの。FPSのゲームなどでSRとARの感度を変えたい時などに使える。 - プロファイルの切替:背面のボタン1つで切替可能
※プロファイル・・・・マウスが描かれている上記の図のように機能をボタンに割り振れるもの。用途によっていくつかパターンを設定できる。 - 接続方法:無線2.4GHz & 有線
- バッテリー駆動時間(充電式):最大100時間
- DPI:100~20000(スロット5つ)
- 管理ソフトウェア:Razer Synapse 3 (キー割り当て、マクロ、DPI設定、複数プロファイル設定、電力モード設定が可能なソフトウェア)
- ホイールのモード切替可能
- 重量:107g
良い点
- バッテリーが充電式なので電池切れの心配は少ない
- プロファイルをボタン一つで変更できるので、使用したいプロファイルを瞬時に呼び出せる
- G-HUBよりも詳細にマウスの設定ができる
- 手にフィットし軽いので、普段使いでも使いやすい
気になる点
- 管理設定ソフトのRazer Synapse3がG-HUBより使いにくい
- 値段が高い
- 初心者や最低限の機能しか使わない人には、特に必要ない機能が多い
ワイヤード(有線)との比較
日常使いとゲームでの使用の二つの面で、ワイヤードマウスを使った場合と比較をした。
結論から言えば、ラグを感じることなくワイヤードと遜色なく使用するできた。コードレスで自由に操作できるので、ワイヤードよりもストレスフリーであった。
ゲームで使用する場合でも、私のようなエンジョイ勢がプレイする分には、G604 LIGHTSPEEDのワイヤレス接続とBluetooth接続、BASILISK ULTIMATEのワイヤレス接続の両方でラグを感じることはなかった。ワイヤードとの差を意識することはなかった。
終わりに
今回紹介したようなトップレベルで評価されているマウスに関しては、ワイヤード以上に使えることが分かった。
特にワイヤードマウスのコードに煩わしさを感じる人は、購入を検討してもいいと思う。
ただ、価格はワイヤードよりも割高だ。
お金をとるか、煩わしさの解消をとるかのトレードオフとなっている。
個人的にどっちを買うかと言われれば、G604 LIGHTSPEEDかな。
Basilisk Ultimateは私が使わない機能が多いからね。
だったら、その分安い方がいいかな。